アワノメイガ対策に付いて考えた。
とうもろこしを育てていく上で、避けて通れないアワノメイガ。
これさえ避けられればかんたんな作物なんだけど、これが難しい。
手っ取り早いのは農薬。
自分が使っているスミチオン、デナポンなど、科学的に殺す方法。
有機、無農薬で栽培している人は、とうがらし、ニンニク、焼酎などで
防虫剤を作って使用している方もいると思います。
後はBT剤。
細菌を使って、殺虫性タンパクを発生させ、殺虫する方法。
とうもろこしを作っている人はこれらのどれかしらの対策をしていると思います。
で、自分もアワノメイガ対策を日々考えてるんですが
もっとこう単純で物理的に防虫できないか?と思っているわけです。
雄花を切り取り受粉後は袋かけをする、と言うのも物理的な方法ですが、
それ以外にも方法は無いのか?
農薬やBT剤を使うにしても、最低限でピンポイントで使用できないか?
なんてことを考えているわけです。
ネットや園芸本に書いてある事を真似するのではなく、
自分で考え、自分で対策してみようと考えているわけです。
で、いろいろ考えているうちに思いついた案。
①ねずみ返し。蔵などで見かけるあれです。
ねずみが上ろうとしても、跳ね返される。
物理的に上れない超えられない壁。
これをとうもろこしに応用できないか?と考えました。
アワノメイガの幼虫は葉に産卵後、羽化して雄花に行き、
実が生る頃に実に移動して食べまくります。
上に下にと移動するわけですから、
どこかにねずみ返し、いえ、アワノメイガ返しを作れないか?と。
最終的に行き着く実の部分に行けないなら
葉や茎は被害に会っても実が被害に会うことは無いですからね。
実さえ無事ならいいわけですし。
アルミホイル、厚紙、紙粘土、こういうのを使って
茎の部分にアワノメイガ返しを作る。
裏返っても動ける相手ですから、どれくらいの角度や大きさなら
アワノメイガが乗り越えられないのかというのが大事ですが。
例えば乗り越えられるとしても、
そこに水を張るとか、そこにデナポンを置いておくとか
物理的+科学的な方法で対応すると効果が出るように思えます。
いやいやもっと単純にってことで
②両面テープ。
アワノメイガは移動するわけですから、その途中に両面テープ。
簡単に言えばゴキブリほいほいというかアワノメイガの幼虫ほいほい。
貼り付いて移動できなくすれば被害はなくなりますからね。
うんうん。単純でいいかもしれない。
でもまぁそれ言うと、じゃあハエ取り紙をぶら下げて
親の飛来を防いじゃえばいいじゃんなんて事に行き着いてしまうんですが。
YOU、もう畑ごと網で覆っちゃいなよ〜みたいな。
屋外ですから雨で粘着力が落ちたらどうするかとかもあるんですが
じゃあ雨にあたらないように、①のねずみ返しを屋根代わりにして
その下にアワノメイガほいほいを作ったらいいんじゃないか?とか。
そのほいほいにデナポン貼り付けてたら効果的じゃないか?とか。
今日は雨で仕事も休みで畑にも行けないので
こんな馬鹿みたいな事考えてました。
もともと凝り性な性格で、「考える」という行動が好きなので
こういう行き過ぎたわけのわかんないくだらない発想をするわけです。
一応ネットで検索してみましたが、
こんなくだらない事を考えている人は見つからなかったです(笑)
畑の野菜は日々生長し、状況が変わります。
肥料不足になったり、風に倒されたり、病気になったり、害虫も。
それらを1つ1つ考え、対策対応する。
結果、美味しい実が取れればなお嬉しい。
こういうのが自分の性格に合っているんじゃないかと思います。
経験や知識不足の中、いろんなことを考え
突拍子も無い事を思いついたり考えてやってしまうから
親戚や近所の畑のベテランさんから笑われてたりするんですが。
笑われてもいいんですよ。自己満足ですから。自分が楽しければいいんですから。
くだらない長文にお付き合いくださりありがとうございました。